鹿児島県大口市というところは、鹿児島県の最北部に位置し、熊本県と宮崎県に隣接しています。
地形的には、九州山地の最南端に位置し、周りを高い山々で囲まれた典型的な盆地です。
年間の温度差、日中間の温度差共に大きく、鹿児島県でありながら真冬は、マイナス8度まで気温が下がり、反対に真夏は35度を越える日が続き、年間温度差40度以上という厳しいところです。
また、こちらの稲刈り適期の10月中旬になると、早朝は10度前後まで気温が下がり、日中は27,8度まで気温が上がってその温度差が15度以上になり、そのため米や、野菜、果樹等の糖度が増し非常に美味しい作物が出来ます。
ここの土地、気候に合う米の品種は何かといろいろ試した結果、現在のヒノヒカリに行き当たりました。
平成3年より、EM(商品名:バイオメンター)を使い米ぬか、骨粉、海草粉末等々独自に開発した有機肥料を使っています。
また、この肥料はグループ内(約50名)販売もしており、非常に好評です。
作物の糖度は、日照時間に左右されますが、この肥料を使うとある程度の日照時間があるとよく糖度がのり、非常に美味しい作物が出来ます。